私のオッパイじゃないですよ!(#^.^#)
なんと、このセリフ(ちょっと違うけど)
1954年のフランスで当時の首相
ピエール・マンデス=フランス が、
「国民はアルコールを控え、もっとミルクを飲みなさい!」と奨励したセリフです。
オッパイじゃなくて牛乳のミルクだろ!と
釣られた人に怒られそうですが(笑)



酒飲みは嫌われる?
でも、そうです!当時の民衆も怒ったのです!(たぶん)
そして、おそらく女性達は首相の意見に賛同した筈です。(たぶん)
というか、アルコール飲料ができて以来、
ずっと女性達の中には旦那に怒ってる人が多いのです!!
飲んでばかりで(仕事も夜も)役立たず!と
(はい!そこのあなた、閉じずに最後まで読んでね (^^) )
面白い研究発表もありました。
007は飲み過ぎ 「任務不能」と英研究者 – MSN産経ニュース
ジェームズ・ボンドの酒の量では「性的機能」は働かないと指摘したそうです。(笑)
つまり、冗談ではなく
昔から、世界中の女性達は旦那に対して
酒ばかり飲んでないで私のオッパイを飲め!と
口に出せない欲求不満の怒りを押さえ続けてるのです。
そんな、女性の気持ちを知ってか知らずか?
間違いないのは、首相の言葉を皮肉って作られたのがこのお酒。
デュカスタン・ファーザーズ・ボトル
首相の言葉に反発したデュカスタン社が
「アルマニャックは大人の飲むミルクだ!」と
ウィットの効いたジョーク商品
ほ乳瓶のボトルに入ったアルマニャック・ブランデー
フランスでは、
「ベ・ベ・マルティーヌ」(B B MARTINE GERS)
日本では、
「デュカスタン・ファザーズ・ボトル」
を発売しました。
Reira ママ の ウンチク
誰もがビックリする、このお酒。
日本では、上記のフランス首相の言葉を皮肉ったこと以外の情報がありません。
バーテンダーのバイブル「BAR レモン・ハート 」の漫画でも同じ説明だったと思います。
フランス名の意味を探ってみると
「ベ・ベ」は幼児(赤ちゃん)
「マルティーヌ」がどこを探してもなくて、これは固有名詞でしょうか?
固有名詞だとすれば、
マンデス首相を皮肉った愛称なのか?
興味がわいたので、1954年へタイムスリップしてみると
当時、人気だった妖艶と幼児性「ベベ」の二面性を兼ね備え
「ベベ」の流行語と共に、フランスのマリリン・モンローと言われた
「ブリジット・バルドー」
そして同じセックスシンボルとして彼女の前に人気の高かった
「マルティーヌ・キャロル」
ベベ と マルティーヌ、二人のセックスシンボルの人気に あやかって
形状も「ほ乳瓶」という乳房の形で、より性的な表現にしたのでしょうか?
半世紀以上前のフランス。
上記の女優が素っ裸で町を闊歩して注目を集めようともした時代とお国柄では、「ウィット・ジョーク・皮肉」を表現するセンスとしては、このような名付けの意味があったかもしれないですね。(^^)
「GERS」はジェール県(産地名)です。
ボトルにぶら下がった、顔はおじさんで体は赤ちゃんのラベル。
マンデス首相とは似てないようですが、モデルは誰なんでしょうね?
ラベルに書かれた文字を訳してみると
dans cet aimable flacon, se cache un des plus merveilleux produits du terroir francais
web翻訳は、どこもあてになりませんが
数カ所での翻訳結果から予想してみると
「このボトルは、フランス国内で最も素晴らしい嘘の1つ。」 かな?(^^)
キャップはプラスチックですが ボトルはちゃんとしたガラス製?に色を塗ったものです。
中身もコニャックに並ぶフランスの代表的ブランデーの「アルマニャック」です。
熟成年数は「VSOP」
容量:500nl
度数:40度
楽天では 3218円~4999円 で販売されています。
アルマニャックはコニャックよりも男性的な味と表現されます。
文字では説明しにくいので、ぜひ飲み比べてみて下さい。
ボトルデザインでは、このファーザーズ・ボトルもそうですが会社は違えどアルマニャックには面白いボトルも多く
注ぎ口の首が曲がった形状のボトル
日本では「へそ曲がりの人に」的なジョークでも取上げられた
(実際は、中世の手吹き瓶のイメージを模倣)
「サンヴィヴァン 」
このアルマニャックも形が面白く、飾るにも見栄えがし、「ナポレオン」や「X.O」クラスでも それほど高くないのに美味しいブランデーでお勧めです。
味も美味しく、形も面白い「ファザーズ・ボトル」
BARで話の種に置いてある店もありますが
贈答用に使われることも多く、
「お歳暮」「新婚さんへ」「飲み過ぎの人へ」などなど
このお酒の持つエピソードに合わせて贈って笑って喜んでいただくことも多いようです。(^^)
ウンチクについては、
私の憶測をまじえたお話ですので
もし、正しい由来をご存じの方がいらっしゃれば
ぜひ、コメントでご指摘下さいませ。
レモンハートのマスターではありませんが
お酒の持つ歴史や由来、杜氏のことなどに思いをめぐらせながら
決して水で薄めずに頂く。
そして美味しい感動を与えてくれるお酒には素直に涙する。
たまには、そんな飲み方も良いですよね♪(^^)v
最後までご覧いただき ありがとうございました。
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