毎年、7月上旬ごろになるとテレビや新聞で
「世田薬師・きうり封じ」
と宣伝されてるのを見ては行きたい行きたいと願っていたのが、今年やっと行くことがかないました(^^)/
どうせ行くならと母もお誘いしてみたのですが連日の猛暑で当日もとても暑そうな予報のため倒れては困るからとキャンセル(^_^;)
実際、その日は車載の外気温計がさした温度は37度!
夏祈祷らしい本当に暑い中、お寺さんや檀家の方達が大勢、見事なチームワークで準備やきゅうりを運ぶ手伝いをしていた光景がとても清々しかったです。
愛媛県西条市 高野山真言宗 栴檀寺 通称:世田薬師
★世田薬師へのアクセスです★
今治湯ノ浦I.Cで下りて10分かからない距離でした。
★ 世田薬師のHPです ★
四国曼荼羅霊場八十八ヶ寺のお寺です。
「きうり封じ」は約300年前の江戸時代より毎年行なわれているそうです。
きうり封じ(きゅうり封じ)とは
きゅうり封じの由来は
きゅうり封じの秘法は今から約1200年前、真言宗の開祖・弘法大師が薬師如来の本願によって病魔・悪鬼をきゅうりに封じ込め、病を癒し自らの生命力を増進させ無病息災を得られたことが、その始まりと伝えられています。
土用の丑 の日に『ウ』のつくものは特に有り難いお陰がり、古来より「ウリ」や「キウリ」に封じるそうです。
また、土用の丑の「水」は身体を清めると言われていて、祈祷の後、きゅうりは山内に埋められ「水」となり病を流す訳です。
きゅうり封じの祈祷をしているお寺は希であり、 日本人でも知らない方が多いため非常に珍しい奇祭とも言われています。
※ お寺によっては、きゅうりを持参することが義務づけられている所もあるようです。
こちらの栴檀寺では、
- 祈祷料:1人千円(祈祷記念品付き・きゅうり付き)
- 住所、氏名、願い事を紙に記入します。
- 本堂で祈祷後、きうり塚へ(約1時間内)
- 午前10時・正午・午後2時の3回。(私は午後2時のに行きました)
世田薬師 「きうり封じ」の風景
最初から最後までの祈祷風景を約9分に編集してあります。
動画のエンディングに使用したオルゴールBGMは、今回も TAM Music Factory様よりお借りしました。<(_ _)>
小高い山のお寺で緑が多く、この日は暑かったのでセミの鳴声が読経に負けないくらい頑張っていました。(笑)
3年続けることで身体の内に残っている病気の『根』が切れる有り難いご祈祷。
来年の土用の丑の日も頑張って行きたいけど行けるかな~?
『きうり封じ』は前の日に前夜祭も行なわれていて
午後八時より『柴灯大護摩』があるのですが、そちらも非常に魅力的で行きたいな~。
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